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今や国民の7割が歯周病!? 虫歯と関係している歯周病の予防と治療

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現在、日本の社会問題のひとつともなっている生活習慣病

そんな生活習慣病のひとつでもある虫歯、歯周病の予防と治療について詳しくご説明していきたいと思います。

 

生活習慣病とは....

生活習慣病とは普段の日常生活の中での睡眠不足や食事の偏り、食べすぎや運動不足などによって生じる様々な病気の総称です。

主な例としてはメタボリックシンドローム(メタボ)高血圧脂質異常症がん動脈硬化痛風糖尿病などが上げられ、その他にも多くの生活習慣病と呼ばれる病気は存在します。

 

そして今回ご紹介する虫歯、歯周病も歯科における二大疾患で生活習慣病に含まれる大きな病気のひとつです。

 

そもそも虫歯とは...

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虫歯は簡単に説明をすると、お菓子や甘いものによって作られた酸によって歯が溶けてしまう病気です。

虫歯の主な原因は"ミュータンス"という細菌によって引き起こされます。

この菌は砂糖が含まれたチョコレートやお菓子などを食べ、口内に砂糖が入ってきた時に活発に働き、歯の表面や周りに歯垢を作り出し、歯垢の中に酸を生成します。

そしてその酸によって歯が溶けてしまう病気が一般的に言われる虫歯です。

しかし、甘いものを口にしてから口内に歯垢や酸が生成されるまでに時間はかかりますので、食後にうがいしたり、歯を磨くことは虫歯予防の方法として効果的であります。

 

歯垢と歯石の違いについて

よくCMなどで目にする歯垢(しこう)と歯石(しせき)、同じようなものだと認識している方が多いと思います。歯の健康を保つためにとても大切なのでぜひこの機会に覚えておきましょう。

 

歯垢...歯の表面を触った際にわかるネバネバしたもので最近では"プラーク"とも言われています。

このプラークは細菌の固まりで約1gに1000億個の細菌が詰まっていると言われておりこれを放っておくと、菌の作った酸が歯のエナメル質を溶かし虫歯を生み出します。一般的に食後4~8時間後で作られるので、食後の歯磨きは予防につながります。

 

歯石...歯石とは簡単に説明をすると、上記で説明した歯垢が時間が経ち、固まったもので、その名の通り石の様に固いため、普通の歯ブラシでは取り除くことができません

なので、できてしまった場合は歯医者に行き取り除いてもらいましょう。

この歯石は普段の歯磨きで磨き残してしまった歯垢からおよそ2日で歯石へと変化します。(なのでよく"歯と歯茎の間","歯と歯の間"にできやすいです)

 

できてしまった虫歯は自然に治る?

初期段階の虫歯(表面が少し溶けた状態)であれば普段の歯磨きをしっかりとしていれば、再石灰化といって自然治療することは可能ですが、基本的に虫歯の初期の段階は痛みが生じないためほとんどの人が虫歯中期(自然に治らない状態)になるまで気づかないケースが多いです。

なので定期的に歯医者に行って診断をすることをオススメします。

 

 

虫歯の進行

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上の図の通り虫歯の進行状況は大きく分けて5種類あります。

 

●C0...歯の表面が少し溶けた状態で虫歯の初期段階といわれています。

この状態の場合は歯医者では削らずに様子を見るケースがほとんどだそうです。普段の歯磨きを心がけていれば、自然に治すことも可能といわれています。

 

●C1... 虫歯の初期の段階なので治療は虫歯の部分を削り、そこにレジン製のつめもの(白いプラスティック)をして終わります。

 

●C2...虫歯の中期でC1よりも削る範囲が大きくなり、場合によってはレジンのつめものが使えない場合があるので型をとってつめものをします。

 

●C3...虫歯の後期で歯の奥の神経まで虫歯が進行しているので、神経を取り、歯の根っこの中をきれいにする(根幹治療)必要があります。

 

●C4...ほとんど歯の部分は残っていない状態です。歯の根の先まで濃ができてしまっているので神経を取り中をきれいにしただけでは治らない場合があるのでその場合は歯を全て抜き取り、銀歯やインプラントを埋めて治療します。

 

虫歯をそのまま放置していると死に至る!?

虫歯をそのまま治療せずに放置していると死に至ることがあると言われています。

可能性としてはそこまで高くありませんが、虫歯を放置しておくと虫歯菌が歯から血液を伝って体の様々な所へ行き蝕んでしまうことがあるそうです。虫歯菌が血液を伝って脳に行き脳梗塞に、心臓に行き心筋梗塞や心内膜炎を引き起こしてしまうケースもありえないことはないそうです。

 

国民の7割がなっているといわれている歯周病

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歯周病というと最近色んな所で耳にしますよね!歯周病に効く歯磨き粉とか歯周病を治す歯ブラシとか....

 

歯周病とは...

一般的に言われる歯周病とは歯の周りの歯周組織に炎症が起こっている病気の総称です。よく耳にするのが"歯周炎"や"歯肉炎"などの病名ですね。

普段の歯磨きで歯と歯茎の間の清掃が行き届いていないとそこに菌が停滞して炎症がおこります。

予備知識としてこの二つについてご説明します。

 

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歯肉炎...炎症が歯肉だけに溜まっている状態

 

歯周炎...炎症が歯肉だけにとどまらず、歯槽骨や歯根膜にまで到達している状態

 

歯は歯茎から生えているものだと思っている方は多いのではないのでしょうか(私自身もそう思っていました)

しかし実際は歯はアゴの骨から生えていて、その歯の周りを支えているものが歯茎という状態になります。

なので歯周病によってこのアゴの骨が溶けていってしまうことにより、歯と歯茎の間の"歯周ポケット"というものが広がっていってしまい、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

 

歯周病の主な原因

歯周病を生み出してしまう主な原因が冒頭でも説明した歯垢(プラーク)が原因とされています。このプラーク自体が基本的に酸素を嫌うので、口内でも酸素の少ない歯周ポケットにたまり、そこで生じた最近によって歯茎が腫れてしまったりします。

なので予防方法としては虫歯同様、普段からの歯磨きを心がけて、歯周ポケットを徹底的にきれいにしていくことです。

 

歯周病と大きく関係している生活習慣病

生活習慣病のひとつともされている歯周病はほかの生活習慣病を引き起こすひきがねともなっているとされております。

特に最近で言われているのは歯周病と糖尿病のおおきな関係性です。

以前から糖尿病は歯周病の合併症だと言われていました。

実際に糖尿病にかかっている人はそうでない人に比べて歯周炎や歯肉炎にかかっている人が多いと複数の調査結果で出ています。

 

歯周病糖尿病へとつながる構造

歯周病にかかる

菌が腫れた歯肉から血管を通り全身に回る

血管に入った歯周病菌は体の力で死滅

歯周病菌の死骸のもつ内毒素(エンドトキシン)が残り血糖値に影響を及ぼす

 

といった構造になっているので糖尿病と歯周病は非常に強い関係性にあります。

しかし、逆に歯周病を改善してしまえば糖尿病も改善していくというようにも解釈できます。

 

このほかにも主にプラークが血管につまってしまうという理由で

脳梗塞動脈硬化狭心症などが引き起こされてしまう危険性も考えられます。

 

自宅で行う虫歯,歯周病の予防

歯医者に行き虫歯や歯周病を治療、予防することはとても大切なことですが、自宅でも虫歯、歯周病を防ぐために予防することが大切です。そのため自宅で行える虫歯の予防についてご紹介します。

 

1.歯磨き

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とてもシンプルなことですが一番大切なポイントです。
というのも普段通りの歯磨きの仕方ではいけないということです。

歯磨きで一番肝心なポイントは自分でどこを磨いているのか、歯ブラシが自分の歯のどの部分に当たっているのか意識することです。とりあえず歯全体をゴシゴシと磨けばいいということではなく歯と歯の間にブラシが当たっているか、歯と歯茎の間にブラシが入っているのか意識をして磨くだけで格段に虫歯を防げる確率が上がります。

 

2.歯磨き粉

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私自身が歯医者に行った際に言われましたが歯磨き粉についてですが基本的にはどの歯磨き粉を使ってもよいとのことでした。というのも上記で説明した通り重要なことは歯ブラシがしっかり当たっているかなので歯磨き粉はお好みの味のもので構わないそうです。しかし中に粒が入っているものは歯と歯茎に挟まって歯石を作り出してしまったり、歯周ポケットを広げてしまう可能性があるので、粒があるものは避けた方が良いでしょう。また、量については小豆一粒程度の大きさで十分だそうです。

多くの人が多量の歯磨き粉を使って爽快感を得てしっかり磨いた"気"になってしまうケースがあるので量については注意しましょう。

 

3.歯間ブラシ、糸ようじ

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歯ブラシでしっかり当てて歯を磨くことも肝心ですが、歯間ブラシ、または糸ようじをつかって歯と歯の間を磨くことが重要です。

正直歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを落とすことは難しいというより不可能です。

個人的には糸ようじよりも歯間ブラシを使うことをオススメします。

歯と歯の間は歯と歯茎の間と並び、歯石が最もできやすいスポットとなっているので確実に歯間ブラシを使って磨きましょう!(歯間ブラシは普通の薬局で購入することができます。)

※歯間ブラシを使った際に歯と歯の間にブラシが通らなかった方は間に歯石ができてしまっている可能性が高いのでその場合はすぐに歯医者に行き、歯石を取り除いてもらいましょう!

 

まとめ

これまで紹介してきた虫歯や歯周病は単にそれだけの病気ではなく他の生活習慣病にも起因してきます。ひとつの虫歯から様々な問題にまで発展してします危険性も高いので、今までそこまで気にしていなかった方もこれを機に歯磨きや歯間ブラシなどの小さいことからでもいいので歯周病や虫歯予防に力を入れて自分の自然な歯を大切にしていただきたいと思います。

また定期的に歯医者に行って健診をすることをお忘れなく!